導入事例

部署・個人管理だった商品情報をshelfに集約。
収集から共有までスピーディーに対応。

ハウスウェルネスフーズ株式会社
機能性食品事業本部 マーケティング部・石井 佳奈 氏

各部署や各個人で管理していた商品情報等をshelfで一括管理

「店頭の販促物や、商品写真、商品情報、TVCM等を管理したストックデータはありましたが、営業部、マーケティング部、商品開発部の各部署や各担当者で管理しているケースもあって情報管理が煩雑になっていたんです」と語るのは、マーケティングセッションを担当する石井氏。

保存されたデータは、社内ストックデータのライブラリで見てもサムネイルで表示されないため、ダウンロードしてみないと何の情報か分かりづらく、各支店の営業担当者から新商品に関する情報の問い合わせがあった時には、各部署や各担当者に連絡したりして、都度必要な情報を探し出すのに手間と時間がかかっていた。また、同じ情報が重複して存在する時には、どれが本物のデータなのか分かりにくい、さらに取り扱うデータは、営業担当者がお客様へ提供するもの、流通担当者が使用するもの、消費者に出せるものなど、それぞれ開示できる情報も異なっているので管理・整理も大変であった。

「情報の管理環境を改善するために、社内でデータベース化のためのシステム構築も検討していたんですが、そもそもどのように活用すれば良いのか分からないし、コストバランスの関係もあって話自体がストップしていたんです。そんな中、shelfのことを知り導入したのは、会社が持株会社へ移行する3ヶ月前。情報共有の即時性があったので使用メリットは大きかったですね」と、石井氏は語る。

今後は、営業・広報・商品企画・ 流通でも活用できるワークフローへ
将来的には、情報のペーパーレス化を視野に入れる

マーケティング部では、新商品の販売に伴う戦略立案業務を行っていることもあり、各支店の営業担当者から新商品に関する情報の問い合わせが多い。shelfを導入してからは、その情報収集にかかる時間のロスも少なくなり、その問い合わせにもスピーディーに対応できるようになったという。

「今、shelfを活用しているのは私が所属しているマーケティング部のみ。営業支援や販促支援を目的として、商品情報・販促情報・CM情報など、様々な情報をコーポレートサイト(WEB)と連動させて他部署へ配信する環境作りはできました。今後は、他の部署でも活用できるワークフローの構築、さらには社外への展開も考えています」と、将来的なビジョンを石井氏は語った。

目指すのは情報のペーパーレス化。その取り組みとして、shelfをハブに企画書・カタログ・CM等のコンテンツを、WEBやタブレット等のデバイスで連動して瞬時に情報を紹介できる仕組みを準備中とのこと。また、各支店の営業ナレッジをSNSを通して共有し、様々な成功事例を今後の戦略ツールとして活用することも見据えているそうだ。

ハウスウェルネスフーズ株式会社

ハウスウェルネスフーズ社は、1957年より武田薬品の食品部門の一翼を担っていた事業を継承し、2006年にハウス食品グループの一員として誕生。2013年10月にはハウス食品グループの持株会社化に伴い、ハウス食品グループにおける健康・美容製品事業を担う会社となった。ビタミンやスパイスに対する知見や技術を受け継ぎ、健康と食品の未来を予見しながら「明日への健康なくらしに奉仕する」という企業理念のもと、新たな価値創出に取り組んでいる。